Gabbla (Inland)(140'、アルジェリア、仏)
監督 Tariq Teguia
出演 Kader Affak, Ines Rose Djakou, Ahmed Benaïssa, Fethi Ghares, Kourder Medjahed, Djalila Kadi-Hanifi
イタリア語で、難しすぎてわけのわからないことを、「まるでアラビア語」という。
nantuetはどこですか?
アルジェリアの西部で調査活動をしていた地形学者Malekは、ある晩、すぐ近くで地雷が爆発する音を聞いて目が覚める。
翌朝、若い女性に出会う。おびえた彼女は、Malekに地元まで送ってくれるよう頼む。大きく方向転換して、砂漠の中を南東に進むうちMalekは、祖国のほんとうの姿を目の当たりにする。貧困と、原理主義と戦争・・・。
ゆっくりしたテンポで語られるこの映画は、私もそろそろ疲労がたまっていたせいか、文字通り「アラビア語」になってしまった。始まったとたんに、ちんぷんかんぷんになってしまい、あとは意識不明に・・・
すみません。
(上のあらすじは、会場で配布される日刊情報紙Ciak in Mostraを参考にした。)
時スクラブシーズン6が出ない
Hurt Locker(131'、米)
監督 Kathryn Bigelow
出演 Ralph Fiennes, Guy Pearce, Davie Morse, Jeremy Renner
myrtalビーチで行うには愚かなこと
イラクにおける米軍の、行き詰まりとさまざまな問題は、すでにずいぶん前から語られているような気がするが、いまだに米国内ではほとんどその情報、特に映像を目にすることがないらしい。
バグダッドの爆弾処理班に、新たに配属されてやってきたWilliam Jamesは、その危険な仕事にも関わらず、上司の命令も無視し、自信と勘で行動する。
ひょっとしたら、今度こそほんとうにダメかもしれない。生きるか死ぬか。が、それは考えないようにする。誇りとあきらめ。無謀なまでの「勇気」はそこからくる。
だが、罪のないイラクの少年の犠牲を目の前にして理性を失う。
昨年のこの映画祭では、De Palma監督のRedacted、Hagis監督のIn the Valley of Elah、とイラク戦争を扱った映画が並んだ。その2作が非常に評判が高かっただけに、このHurt Lockerはまあ、ふつうの戦争映画の域を出ていないかな、という感じがする。
もちろん、米軍はまだイラクにおり、「戦争反対」の声は挙げ続けていかねばならないのだろうが。
・・・なんにせよ、戦争や戦いの映画は、まったく好きになれない・・・。
4 settembre 2008
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